コラムNo,054|マンション売却前にリフォームは必要?

不動産売却でリフォームは必要ない理由

不動産売却では無理にリフォームする必要はありません。
相手は初めから中古マンションを探しています。
ピカピカした床を望むのであれば、新築物件を探すものです。
中古マンションなら多少の傷は気にならないでしょう。
確かにリフォームした方がきれいな状態で売り出せるので高く売れることもあります。
しかし、リフォームにお金がかかって
不動産の値段を釣り上げて売れなくなる恐れがあります。
さらにマンションに住んでいて、不動産売却を行う場合は、
リフォームをしても新しく傷を作ってしまいます。
売る前に引越しをして費用も全額負担するといった、経済的に余裕がある人に限られます。
大掛かりなリフォームをするよりも、
どのくらいの値段でリフォームできるかを調べて伝えた方が、
相手の判断材料を増やすことになり良心的です。
また部屋の状態によっては、そのままで十分価値があると判断されます。
目に付くところをきれいにしておけば、良い印象を与えることが可能です。

不動産売却の前にしておくこと

マンションを売りに出す前には、
次の入居者のために必要最低限のメンテナンスを行います。
まず部屋に掃除機をかけて、雑巾で水拭きします。
リビングや水回り、玄関など、よく目に入る場所を中心に掃除します。
クロスの部分的な汚れは、ホームセンターで販売されている道具を使って補修します。
小さな傷なら貼ったり塗ったりするだけで、素人でも簡単に補修できます。
また障子や網戸に破れがないかチェックします。
リーズナブルな値段で張り替える商品が売られています。
そしてエアコンや給湯器といった設備に関してですが、
古かったり調子が悪かったりするものは撤去します。
内覧の時に撤去する旨を伝えておきます。
買ったばかりの機器は買主と話し合って、相手の希望があれば置いていっても構いません。
契約をするときに「付帯設備表」を添付します。
不動産の設備と状況を記入する場所があり、全ての設備に異常がないか確認すると
その後のトラブルを防ぐことに役立ちます。

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