コラムNo,030|収益物件としての任意売却物件ってなに?

任意売却物件とはどういうものか

購入したマンションや商業ビルなどの収益物件の住宅ローン支払いが、
何らかの理由によって継続できなくなったとき、
ローンをある程度現金でカバーする目的で
任意売却という手段を行使することがあります。
任意売却物件は、一般的な手順とほぼ同じ要領で購入できるため、
検討する投資家も多くなっているのが特徴です。

任意売却物件と競売物件の違い

住宅ローンを払い続けることが難しくなった…という背景は同じでも、
裁判所が行う「競売」と、この「任意売却」には大きな違いがあります。
任意売却においては、買い手の権利がしっかりと守られているのです。
競売物件では、基本的に売主の引渡し義務が存在しませんので、
建物や部屋が不法に占拠されている場合でも、
自分で交渉しなくてはならなかったり、物件の状態を事前にチェックできないといった
リスクがあります。
知識と経験に自身がないという人であれば、
ローリスクで収益物件を購入することができる任意売却物件は
大きな利点を感じることができるでしょう。

任意売却物件を購入するメリット

売主・及び債権者との直接的な交渉となる任意売却物件は、
業者などの介入がないため、非常にリーズナブルです。
比較的条件の良いものが多いため、
メリットを享受できる部分が大きいのが特徴であると言えるでしょう。
また、競売物件を購入する際には、
賃借権・地上権といった権利面に悩まされることも少なくありませんが、
任意物件においては抵当などをすべてクリアにした状態で購入することができます。
以前は割安で知られた競売物件も、近年は高値になりやすい傾向にあるので、
総合的に判断すると任意売却物件がお得、ということも
多くなるのではないでしょうか。

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