コラムNo,018｜マンションを売却したら確定申告が必要！？

マンションを売却したら確定申告が必要！？

マンションを売却した場合、
確定申告は必要でしょうか？

確定申告とは、1年間（1月1日～12月31日）に
所得のあった人が行う税務処理です。
確定申告には二種類あります。
・所得税と復興特別所得税の額の申告。
・納め過ぎた所得税と復興特別所得税の申告。
しかし、サラリーマンの人は、
確定申告に馴染がないかも知れません。
サラリーマンは、源泉徴収である為です。
通常、確定申告は自営業者などが行います。

しかし、マンションを売却すると譲渡益が出ます。
この譲渡益も所得の一つです。
しかし、サラリーマンの給料のように
源泉徴収されていません。
そうするともしサラリーマンでも、
譲渡益を所得として確定申告する必要があります。

譲渡所得は分離課税

しかも、法的には譲渡益は
譲渡所得として扱われます。
これは給与所得などとは異なる扱いです。
譲渡所得の税額は
特別な計算式によって算出して課税されます。
これを分離課税と呼びます。
少し面倒ですが、譲渡所得の確定申告は
避けられません。
なぜなら不動産を売却すると
その情報が税務署に届くようになっています。
従って自分から申告しなくても
税務署から通知が届きます。

譲渡所得の計算の仕方

譲渡所得は、次のように計算して算出します。

譲渡所得 ＝ 譲渡収入金額－（取得費＋ 譲渡費用）。

譲渡収入金額は、マンションの譲渡代金、
固定資産や・都市計画税の精算金です。
取得費には、実額法と概算法の
二つの計算法があります。
金額が大きい方を使用します。
譲渡費用は、売却に直接かかった費用です。

譲渡所得の確定申告については、
富士企画まで相談下さい。