売却と融資の関係

2018-11-10

不動産を売却する場合、売却したいタイミングで売りに出すのではなく、

高く売れるタイミングで売るのが理想です。

 

もちろん色々な事情があり、すぐに売りたいというケースも

あると思いますし、我々不動産業者の立場的にも売却相談を

されるとすぐに仲介したいとは内心思います。

 

ですが、高く売る為には買い手さんの状況を良く理解する事が必要です。

市場やライバルとなり得る物件の取引事例等は勿論ですが、

ほとんどの場合は融資を利用しますので、厳密には金融機関の状況が最も重要です。

 

同じ物件でも金融機関の融資姿勢が積極的な時期であれば、評価額が伸びて

融資額は上がり、金利も頑張ります。

逆に融資姿勢が消極的になってしまうと買い手さんの属性のバーが上がり、

思ったように評価額は伸びず、金利にも影響が出来てきます。

 

物件を高く売る為には色々な工夫が必要ですが、その中でも融資の状況を

理解する事は売却のタイミングを計る上でも、一つの指針になると思います。

 

富士企画では単にその時売れればよい、買えればよい、という考えで

進めるのではなく投資家様の最善を常にご提案しております。

ですので、タイミングによっては売却相談を頂いても

「今は売らない方が良いですよ」というご返答になってしまうかもしれません。

 

収益不動産の売却は全てケースバイケースですのでまず個別に

お話しして頂ければと思います。

 

お問合せお待ちしております。