空室が多い収益物件の売却

2016-10-09

空室が多い収益物件を売却する場合、注意するべきところがいくつかあります。

 

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●次に購入される検討者に対して

 

もちろん、売る方としては高く売却したいと考えるわけですが、

投資として物件を購入される側としては

空室が多い→空室リスクが高い、ので安く購入しなければリスクヘッジができない

と考えることになります。

 

空室は時期によっても見え方が変わります。

例えば入退去が多い1~3月くらいにおいては直近で出た空室に関しては、

仕方がない現象としてとらえることもできますが、

繁忙期にできた空室が4月~6月頃もいまだに空室の場合は、

決められなかった部屋というイメージがついてしまいます。

 

それ以上に3、4ケ月以上の長い空室に関しては

なかなか埋まらない物件というイメージを持たれる恐れが大きくなってきます。

 

ただ中々埋まらないといっていたのでは買う人はいません。

空室が埋まるのに時間がかかるエリアがあるのは事実です。

 

投資家としては、空室が埋まらないという不安要素を空室率として数値化して

検討します。

その数値も他の要素によってかわってきます。

 

例えば、郊外のファミリータイプであれば

一度入居すれば契約期間は5年以上の見込みと長い。

大学需要の物件であれば、

3月、4月には大きく入れ替わりが起こるがその時期に空室を埋めることは

比較的に容易にできる等、

すぐには埋まらないにしてもある程度展望を描けるようになれば

単になかなか決まらないというイメージから

7~8割で収入を見込めるという風に変わってきます。

 

収益物件をお持ちの方は

そういった賃貸運営の生のサンプルを得ることができます。

 

失敗談であっても次回購入する方には有益な情報となります。

普段から賃貸運営を試行錯誤していくことが収益物件の売却にも大きく関与していくのです。

 

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